パワーポイントで、正確な大きさを印刷したい!

パワーポイントって便利ですよね。好きなところに文字や画像を配置できるので、直感的にいじれますし、図形もいろんな種類が作れるので、頭の中にあるデザインが容易に作れます。

本来はプレゼンテーションのソフトなので、複数のスライドを使って、視覚的にすぐれたプレゼンを行うためのソフトなのですが、チラシなどの印刷物を作るのにも便利です。
最近では、ネット印刷の世界でもパワーポイントの書類で入稿できるところも多数あります。

印刷する物の大きさを、正確な大きさで印刷したい!という時ありますよね。
しかし、そのまま印刷すると、微妙に小さく印刷されてしまいます。
今回は、パワーポイントで正確な大きさを印刷する方法を解説します!

印刷したい大きさを決める

まず、大きさを決めましょう。スライド上に四角形を作ます。
1)[挿入]をクリック。
2)[図形]から[四角形]をクリック。

3)四角形を選択。
4)[図形の書式]をクリック
5)[サイズ]で縦と横をcmで指定します。

その四角の中に、印刷したいデザインを作ります。(保存も忘れずに)

印刷の設定

デザインが出来上がったら印刷をします。
[ファイル]をクリックして、[印刷]をクリックします。
そして、[設定]の[フルページサイズのスライド]をクリック。

「用紙に合わせて拡大・縮小」のチェックをクリックして外します。
この状態で印刷すると、[図形の書式]で指定した大きさで印刷されます。

もし、印刷したい図形が切れてしまう場合は、お使いのプリンターの印刷できる範囲外なので、位置を調節してください。

逆に、「このスライド全体を印刷したい」場合には、先ほどの「用紙に合わせて拡大・縮小」のチェックが入っている必要があります。

マウスがなくても便利!タッチパッドの使い方(Windows)

ノートパソコンを使っている方は多いですよね。
ノートパソコンにあるタッチパッド、押しこむのが苦手で、マウスをつなげたりしていませんか?
うちの母親もわざわざノートパソコンにマウスを繋げています。

最近のノートパソコンは、タッチパッドを押し込まなくても、色々な使い方出来るので、マウスがなくても便利な場面もありますよ。
そんな便利な使い方を紹介します。

1本の指でポン!と軽く叩く(タップ)

軽く叩く感じです。押し込まなくても大丈夫ですよ。
機能は、マウスの左クリックと同じです。
書類、フォルダを選択する。ボタンを押す。

1本の指で2回、軽く叩く(ダブルタップ)

エクスプローラの書類、フォルダを開きます。

2本の指で、軽く叩く(タップ)

マウスの右クリックと同じです。
コンテクストメニューを呼び出します。

2本の指を上下に動かす

画面をスクロールします。
タッチパッドを押し込まなくて大丈夫です。表面をなぞる感じ。

2本の指を広げたり縮めたり(ピンチ操作)

エクスプローラーの場合:表示を切り替えます。
ブラウザの場合:画面を拡大、縮小できます。文字が小さくて読めないときに便利です。

3本の指で、軽く叩く(タップ)

[検索]を開く。
そのまま文字を入れると、PCの中やWEBの検索ができます。

3本の指を上へ(スワイプ)

今起動しているアプリを並べて表示します。アプリの画面をタップすると、そのアプリに切り替わります。

3本指を下へ(スワイプ)

デスクトップを表示を表示します。

設定を変更

3本や4本の指での動作は、変更ができます。
また、逆に「絶対タッチパッドは使わない!邪魔」という方は、機能をオフにできます。
ただ、オンに戻す時には、機種によって違うので注意してください。

これらの設定は、3本指でタップして、[検索]から「タッチパッド」を検索すると、素早く見つけられます。

PCを買ったら、真っ先に覚えたいショートカットキー

ショートカットキーとは

キーボードの複数のキーを同時に押すことによって、操作を素早く実行する方法です。
慣れると、マウスを使用するよりも効率的で、より速くPCを操作することができます。
WindowsやMacOSから、ほとんどすべてのアプリケーションで使えます。
この記事では、Windowsを使うとき、真っ先に覚えたいショートカットキーを紹介します。

キーを同時に押すコツ

複数のキーを同時に押すというのは、最初緊張しますよね?
大丈夫です。「Ctrl」や「Alt」といったキーから押せば、必ずしも同時に押す必要はありません。
「Ctrl」や「Alt」といったキーは、大抵それだけでは機能しない特殊なキーなので、ショートカットキーの書いてある順に押せば、ちゃんと機能します。
下記の動画を参考にしてください。

1)コピー [Ctrl] + [C]

書類やフォルダをコピーします。見た目は変わりませんが、「クリップボード」という見えない箱に一時的に保存されています。

2)ペースト [Ctrl] + [V]

「クリップボード」に入っている書類を、別の場所に貼り付けます。
コピーしたファイルをペーストする場合は、元のファイルはそのまま残っています。

貼り付ける場所がコピー元と同じ場合は、中身の同じファイルのコピーができます。

貼り付ける場所に同じ名前の書類がある場合は、上書きをするかWindowsに聞かれます。

[ファイルの情報を比較する]をクリックすると、情報を比較したのちに、置き換えるか、両方残すのか判断できます。

3)カット [Ctrl] + [C]

書類やフォルダを「クリップボード」に移動します。元のファイルのアイコンが薄くなっています。

カットした後に別の場所にペーストすると、元の場所のファイルは無くなります。つまりファイルを移動したことになります。
途中でやめたい時には、「Esc」キーを押すと。キャンセルできます。

4)取り消し [Ctrl] + [Z]

直前の動作を取り消します。例えば、ファイルをペーストした直後であれば、ペースト前の状態に戻ります。

いかがでしょうか?
慣れてくると、マウスやタッチパッドでの操作より楽になると思います。
また、今回のショートカットキーは、さまざまなアプリケーションでも共通して使えるものばかりです。
ぜひ使ってみてください!

Windows10 画面を保存するスクリーンショットの撮り方

「操作中のWindows10の画面を、誰かに見て欲しい!」という時ありますよね。そんな時は、スクリーンショットで画面を保存して、メールに添付したり、グループウェアでシェアしたり出来ます。
いくつか方法がありますので、その時の目的にあった方法を試してみて下さい。
また、ユーザーサポートにお問い合わせいただく際にも、ぜひご活用ください。

画面全体を「ピクチャ」フォルダに保存

PrintScreenキーでのスクリーンショット

PrintScreen キーを押すと、「ピクチャ」フォルダ内の「スクリーンショット」フォルダの中に画面全体が1画像ファイルとなって保存され、右下にメッセージが表示されます。

PrintScreen キーはお使いのキーボードによって様々な位置や表示になっています。大体は右上のほうにあります。ごく稀に PrintScreen キー の無いキーボードも存在します。

ただし、「スクリーンショットをOneDriveに自動的に保存」の設定がオフになっていると保存されません。オフの場合は、クリップボードに保存されているので、「ペイント」などのソフトを起動して、貼り付けることが出来ます。

「スクリーンショットをOneDriveに自動的に保存」の設定方法

画面下のタスクバー、右側にある「OneDrive」のアイコンをクリックします。隠れている場合は、上向のアイコンをクリックして探してみて下さい。

開かれた画面の右下「ヘルプと設定」をクリック。出てきたメニューの 「設定」をクリック 。

「バックアップ」のタブをクリック、「スクリーンショット」の「作成したスクリーンショットをOneDriveに自動的に保存する」をオン(オフ)にする。

作業しながら複数のファイルに残して、後から確認したり加工したりする場合は、「オン」にしてファイルを保存。OneDriveの容量が少ない時や、いちいちファイルを残したくない時は「オフ」にしておいてはどうでしょう?この設定はいつでも変更できます。

最前列のウィンドウだけを「ピクチャ」フォルダに保存

Alt + PrintScreenキー

Alt + PrintScreenキーを押すと、最前列のアクティブになっているウィンドウのみが1ファイルに保存されます。先ほどと同様に、「スクリーンショットをOneDriveに自動的に保存」の設定がオフになっていると保存されません。

Win + Shift + S で「切り取り&スケッチ」

画面全体をクリップボードに保存

ショートカットで「切り取り&スケッチ」というアプリ を呼び出します。一旦クリップボードに保存されますが、ワンクリックで編集ソフトを呼び出したり、そのまま書類に貼り付けたり、メールに添付したりできます。

Win + Shift + S で「切り取り&スケッチ」が立ち上がります。画面が少し暗くなり、画面上部中央にメニューが表示されます。
一番右端は「中止」2番目は「全画面表示の領域切り取り」3番目は「ウィンドウの領域切り取り」4番目は「フリーフォーム領域切り取り」一番左端は「四角形の領域切り取り」です。

右から2番目をクリックすると画面全体がクリップボードに保存され、右下に通知が表示されます。

クリップボードに保存されていますので、このまま書類やメールに張りつけることもできますし、画像編集ソフトを立ち上げて張り付ければ、そのまま編集出来ます。

ちなみに、この表示をクリックすると、 「切り取り&スケッチ」 アプリが立ち上がり、印をつけたり、コメントを書いたり出来ます。下の画像は弊社ソフトウェア「薬鑑2020」を立ち上げて、 「ウィンドウの領域切り取り」 でキャプチャした画像です。

切り取り&スケッチ

「切り取り&スケッチ」 でも書き込んだりトリミングしたりできますが、かなり簡易な感じですね。

ウィンドウの領域をクリップボードに保存

Win + Shift + S で呼び出した「切り取り&スケッチ」の中央を押すと、 「ウィンドウの領域切り取り」 が出来ます。先ほどの画像のように、アプリの画面などを切り取るのに便利です。

任意の場所をクリップボードに保存

4番目は「フリーフォーム領域切り取り」と、一番左端は「四角形の領域切り取り」は、クリックした後に、マウスで切り取る範囲を指定します。

あらかじめ「スタートメニュー」を呼び出しておけば、その領域も切り取ることができます。

スキャナーで PDF ファイルを作成する(Windows 10)

スキャナーを使って紙の書類などをPDFの電子書類として保存する方法をご紹介します。すでにスキャナーが使用できる状態になっている前提です。ということは、スキャナーのメーカー製のスキャニングソフトなどがインストールされている可能性が高いので、「必要ないよ!」という方もいらっしゃると思います。

しかし、共有のパソコンで「スキャンニングソフトの使い方が分からない!」時や、一時利用のスキャナーのために「いつもと違うメーカーのソフトを入れたくない!」といった時のために、Windowsに付属のソフトでできる方法をご紹介します。

書類をスキャンする

「Windows FAX とスキャン」を起動

画面左下の「ここに入力して検索」をクリックして、「fax」と入力します。「Windows FAX とスキャン」が表示されます。クリックして起動しましょう。
もし、 「Windows FAX とスキャン」が表示 されない場合は、Windowsのマークの「スタートボタン」をクリック。表示されるアプリケーションの中から「Windowsアクセサリ」→「 Windows FAX とスキャン 」をクリックして起動します。

メニューの下段にある「新しいスキャン」アイコンをクリック

「スキャナー」の表示を確認

原稿を読もうとしているスキャナーの名前が表示されています。別のスキャナーでスキャンする場合は、「変更」をクリックして、別のスキャナーを指定します。

原稿をスキャンする

プレビューをクリックすると、原稿が表示されます。良ければ、「スキャン」をクリックしてスキャンを開始します。

これで原稿をスキャンできました。次にPDFで保存してみましょう。

原稿の回収を忘れずに!!

PDFで保存する

保存する書類を指定する

スキャンが完了していると、右の画面に新しい「イメージ」が追加されます。そのファイルを選択すると下の画面に表示されます。

保存したい書類(イメージ)を選択したあと、「ファイル」メニューから「印刷」を選択します。

印刷する(PDFで保存)

「画面の印刷」画面にある「プリンター」のドロップダウンメニューを表示。
「Microsoft Print to PDF」を選択
「印刷」をクリック します。

「印刷結果を名前を付けて保存」画面で保存先とファイル名を入力して「保存」をクリック

これでスキャンした原稿がPDFとして保存されました。保存先の書類を開いて確認してみてください。

スキャナーからPDF書類を作成する方法は、この他にも多数ありますが、今回はWindows10に標準で付属している機能だけで作る方法を紹介しました。

また、PDFで保存する方法は、「印刷」の機能が付いているアプリケーションほぼ全部で使えますので、画像だけでなく、テキストエディタでの文章の書類や、WEBブラウザーで開いたページも同じ方法で、PDFで保存できます。活用してみてください。